スペイン、ロシア、カザフスタン、イタリア、ポルトガル、アゼルバイジャン、ウクライナの7ヵ国がコロンビアへ(フットサルワールドカップ・コロンビア2016 欧州予選プレーオフ)
2016/08/27
ワールドカップ欧州予選プレーオフが3月22日と4月12、13日に各地で行われた。そしてコロンビアで開催される本大会に出場する7カ国が決まった。スペイン、ロシア、カザフスタン、イタリア、ポルトガル、アゼルバイジャン、ウクライナが欧州の代表チームとして、ワールドカップを戦う。
2月に行われた欧州選手権を制覇したスペインは、プレーオフでスロベニアと対戦。アウェーで行われたファーストレグを0-1で落としたスペインだったが、ホームでのセカンドレグでは5-1で勝利し、逆転で本大会の出場権を獲得した。2戦目は点差がついたが、3点目以降は試合終盤に決めたもので、先制点を奪ったスペインが1-1の同点に追いつかれるという苦しい試合だった。1失点を喫した時点で、2点差以上での勝利が必須となり、スペインは迫り来る時間とも戦わなければならなかったが、終盤に得点を重ね、ワールドカップ出場権を手にした。2戦目はベルギー人の審判がほとんどファウルをとることなく、スペインはその判定基準に手を焼いていたが、きっちりと目的を達成し、大国の底力を示した。
注目度が高かったセルビアとポルトガルのプレーオフは連勝でポルトガルが出場権を獲得した。ポルトガルは欧州選手権でセルビアに1-2で敗れていた。試合は両ゲームとも最少点差でポルトガルが勝利しており、拮抗したものだった。
欧州選手権ファイナリストのロシアはベラルーシに1勝1分で突破を決めた。欧州選手権で3位に輝いたカザフスタンはポーランドに1勝1分でワールドカップ出場権を手にしている。
かつてバルドラール浦安を指揮したスペイン人監督シト・リベラが率いるハンガリーはイタリア相手に連敗でワールドカップ初出場はならず。欧州選手権では準々決勝で敗退し大きな失望を残したイタリアだが連勝し、ワールドカップ出場権を手にした。
第1戦の結果は以下のとおり。
- スロベニア 1-0 スペイン
- スロヴァキア 0-6 ウクライナ
- ポーランド 1-1 カザフスタン
- セルビア 1-2 ポルトガル
- ベラルーシ 1-4 ロシア
- オランダ 1-5 アゼルバイジャン
- ハンガリー 0-3 イタリア
第2戦の結果は以下のとおり。
- カザフスタン 7-0 ポーランド
- ロシア 2-2 ベラルーシ
- アゼルバイジャン 4-4 オランダ
- ウクライナ 5-1 スロヴァキア
- スペイン 5-1 スロベニア
- ポルトガル 2-1 セルビア
- イタリア 6-0 ハンガリー