2位を争うオーストラリアとウクライナの一騎打ち、ブラジル、イタリアは3連勝を目指す(フットサルワールドカップ・コロンビア2016・プレビュー大会8日目)
大会8日目の日程は以下のとおり。
- グループD 16:00 ブラジル対モザンビーク
- グループD 16:00 オーストラリア対ウクライナ
- グループC 18:00 グアテマラ対パラグアイ
- グループC 18:00 イタリア対ベトナム
ブラジルのショータイムか?
グループリーグCとDの最終戦が行われる。
グループCでは3連勝を目指して、イタリアがベトナムと対戦する。ベトナムはパラグアイの結果にもよるが、引き分ければ2位、もしくはワイルドカードでの決勝トーナメント進出の可能性がある。ベトナムは、どんな戦略で勝点を得ようとするか。前半序盤に失点を重ねなければ、希望が見えてくるかもしれない。イタリアは1位突破を確実にするためにもきっちり3連勝したい。
パラグアイはグアテマラと対戦する。勝てばベトナムの結果に関係なく2位での突破が決まる。
グループDの興味はオーストラリア対ウクライナだ。2位の座をかけて、1勝1敗の2チームが争う。欧州の古豪相手にオーストラリアがどんなプレーを見せるのか。シビアな戦いに持ち込みたい。オーストラリアにとっては、ベトナム同様に前半が勝負だろう。
連勝しているブラジルは、ほぼ首位での通過を確実にしており、モザンビーク戦は、ファルカンを中心にしたブラジルの単なる“ショー”になるのではないか。実力差は明白だ。
ただブラジルはここで手綱を緩めるようだと、決勝トーナメント1回戦でもそのパフォーマンスを引きずってしまう可能性が高い。プレーの強度を落とさないよう格下相手に、プレーのモチベーションを保てるか。指揮官のマネジメント力が問われる。