崖っぷちの開催国コロンビア(フットサルワールドカップ・コロンビア2016・プレビュー大会7日目)
16日に行われる大会7日目のカードは以下のとおり。
- グループB 18:00 エジプト対タイ
- グループB 18:00 ロシア対キューバ
- グループA 20:00 ポルトガル対ウズベキスタン
- グループA 20:00 パナマ対コロンビア
勝利だけが許された開催国
グループリーグ最終戦は、同じグループの2試合同時刻に開催される。
グループAは開催国コロンビアがパナマ、ポルトガルがウズベキスタンと対戦する。開催国コロンビアは2試合連続で引き分けに終わり、勝点2で現在グループ3位だ。決勝トーナメントに進むためにも勝点3を持つパナマに絶対に勝たなければならない。
コロンビア国民の期待を集めるのが、エースのアンジェロットだ。得点を重ねるエースが、グループリーグ大一番でどんなパフォーマンスを示すか。命運は彼の足に懸かっている。もしコロンビアがウズベキスタン同様、連動性を欠き、個々の能力だけに頼るようなフットサルをするとなれば、満員の館内で残酷な景色を目にすることになるだろう。大会が盛り上がるには、ホストカントリーのグループリーグ突破は不可欠だ。
勝点4で首位に立つポルトガルは、ウズベキスタンと対戦する。ウズベキスタンは2戦終わって、勝点1。勝たなければグループリーグを突破できない。一方のポルトガルは仮に敗れたとしても上位2位内は確定している。アジア2位のウズベキスタンが、欧州の強豪に土壇場で勝利を拾えるか。またパナマ戦で1試合6得点を記録したリカルジーニョが、この日もゴールを量産するかも注目だ。
グループBではロシアがキューバ、タイがエジプトと対戦する。勝点6のロシアはグループリーグ突破が確定している。注目は勝点3で並ぶタイとエジプトの対戦だ。ミゲル・ロドリゴ監督が率いるタイは敗れたとはいえ、ロシア戦ですばらしいパフォーマンスを示し、2戦目のキューバ戦では確実に勝点3を積み重ねた。アジアの強豪の実力は確かだ。エジプトに勝利し、決勝トーナメント進出をきれいに決められるか。