日本代表スペイン遠征(4月17日トレーニングマッチ・対カルニセール戦)
2016/08/28
17日18時30分にスペイン1部リーグのカルニセールと日本代表のトレーニングマッチが行われた。
日本は前半に3失点を喫する。前半に全くアグレッシブなディフェンスができず、ミゲル・ロドリゴ監督はチームに怒っていた。後半早々にはついに彼はベンチに腰をかけた。それほど日本のパフォーマンスはよくなかった。
後半、日本はディフェンスの出足が速くなると相手を追い込み、ボールを奪ってのショートカウンターで北原が決定機を手にする。日本は原田の得点で1点を返したが、同点にすることはできず。試合は3-1でカルニセールが勝利した。
スコアシート
- 試合日時: 2012年04月17日18時30分
- 会場: パルケ・コレドール(マドリッド・スペイン)
カルニセール・トレホン 3-1 フットサル日本代表
- 1-0マリオ・リビィ-リョ(カルニセール)13分
- 2-0ロベル(カルニセール)16分
- 3-0マリオ・リビィ-リョ(カルニセール)17分
- 3-1原田浩平(日本)30分
試合後、フットサル日本代表は選手全員を集め、ミーティング。前日のタラベラ戦のようなパフォーマンスに比べるとこの日の日本は低調だった。
北原は飛び出すなど、後半にもショートカウンターから逸見のパスを受けて決定機を手にしていた。
強烈な右足のシュートを武器とする村上。攻撃の中で彼のシュートを活かす場面が生まれていない。チームが攻撃時に辛抱をできずボールをすぐに離し、タメがつくれないからだ。
逸見勝利ラファエルは、ピッチ中央、前が空いてる時はドリブルで持ち込み、強烈なシュートを放つ。
小曽戸の積極的な姿勢はこの日も健在だった。
星翔太は下がってパス回しに加わり、そしてフィニッシュへ。ディフェンスも含めて、後半終盤はチームを牽引していた。
稲葉はサイドでドリブルを仕掛けるなどしたが、その武器で決定機をつくることはこの日のゲームではできていなかった。
原田がシュートを決め、後半だけを見れば、日本は0-1という結果を残している。エンジンがかかるのが遅すぎた。
この日の松宮充義はドリブルではなく、小気味良いテンポでボールを離し、攻撃のリズムをつくっていた。
ディフェンスの背後への飛び出しを狙うなどした日本の仁部屋。後半は仕掛けたが、決定機をつくることはできなかった。
選手が替わってもいつの時代もカウンターが主体の好チームをつくりあげるのがスペインリーグ1部のカルニセールの特長だ。