[チームレポート]日本代表スペイン遠征「タラベラ」（４月16日親善試合）
2016/08/28
16日にフットサル日本代表が対戦するタラベラ。タラベラは今季スペインカップに出場するなど躍進を見せているクラブだ。
タラベラはスペインリーグ26節終了時点で８位とプレーオフ出場権を争っている。先週末はホームにバルセロナを迎えて、4-4のドローという結果に終わっている。タラベラはこの試合残り数秒までバルセロナに勝っていた。タラベラを率いているのはカルロス・サンチェス監督で、ベテランと若手がバランスよく混合されたグループをつくりあげた。
ベテランの元スペイン代表フスト・ガルシア、ベニカルロでピヴォとして活躍したチチョ、キャプテンのナンド、バルセロナからレンタル移籍している若いセペ、セゴビアからレンタル移籍のウルグアイ代表のダニエル、年代別のスペイン代表に選出されている19歳のヘスス・ヒメネスらタレントが揃っている。
このチームで最も注目すべきなのはゴレイロのヘスス。先日スペイン代表に復帰したヘスス。彼はスペインフットサルのエリートだ。2007年にはスペイン代表として21歳以下の欧州選手権優勝メンバーであり、15歳以下のスペイン王者になった経歴を持つ。現在25歳のヘススは今季すばらしいパフォーマンスを見せており、タラベラの躍進は彼の存在によるところが大きい。スペイン屈指のゴレイロだ。
今季スペインリーグで好パフォーマンスを見せるタラベラ相手に日本代表はどんなパフォーマンスを見せるのだろうか。
ちなみにタラベラはマドリッドからバスで２時間半の距離に位置し、かつては小野大輔が所属していた。