無敵のインテル、バルセロナを破り開幕8連勝(スペインリーグ15-16・7節)
2016/08/28
スペインリーグ7節が10月23、24日に各地で行われた。
7節では、これまで全勝同士の2チームが対戦。インテルがホームにバルセロナを迎えたゲームに注目が集まった。
頂上決戦は、インテルがバルセロナにチームの完成度の違いを示し、3-1で勝利した。ポルトガル代表リカルジーニョを中心にしたインテルは今現在、世界で最も強いチームのひとつだ。バルセロナにスコア以上の実力差を示し、6節のエルポソ戦では2点のビハインドをはね返し、アウェーで逆転勝利。今シーズンは全てのタイトルを勝ち取ってもおかしくない勝者のスピリットとクオリティの高さを兼ね備えている。
1試合消化試合が多いインテルは、開幕から8戦全勝。今後、"マキナ・ベルデ(直訳すると緑の機械。インテルのチームカラーは緑。緑のユニフォームを着た選手たちが機械のように正確ですごいプレーをするチームという意味。スペイン人記者アレハンドロが約20年前のリーグ創設時に命名した)"を止めるチームは出てくるのだろうか。
前節インテルに敗れたエルポソは、アウェーでレバンテに4-1できっちり勝利した。
吉川智貴が所属するマグナ・グルペアは、ホームでサラゴサに4-1で勝利した。吉川はカットインしてからのシュートを惜しくもポストに当てるなど決定機を手にしたが、リーグ初得点とはならなかった。
7節では、注目を集める活躍をした選手がいた。ブレラのアタッカー、チノだ。チノはアウェーのサンタ・コロマ戦で5点を記録。前半に相手ゴレイロのプレゼントもあり、2点を奪うと、後半もチームのコレクティブなカウンターからの3点を決めている。チノの走力と決定力にブレラのコンセプト、ゲームプランがぴったりとはまったゲームだった。
7節の結果は以下のとおり。
- レバンテ 1-4 エルポソ
- サンタ・コロマ 5-8 ブレラ
- サンティアゴ 4-1 アンテケーラ
- フミージャ 2-3 エルチェ
- インテル 3-1 バルセロナ
- ハエン 5-2 パルマ・フットサル
- ペニスコラ 2-2 リベラ・ナバーラ
- マグナ・グルペア 4-1 サラゴサ
第7節終了時 順位表(チーム名/勝ち点)
- モビスター・インテルFS 24
- バルセロナ・ラッサ 18
- エルポソ・ムルシア 14
- パルマ・フットサル 14
- マグナ・グルペア 13
- アスピル・ビダル・リベラ・ナバーラ 12
- Dリンク・サラゴサ 11
- カトゥガスE・サンタ・コロマ 8
- ブレラ・ペスカドス・ルベン 8
- サンティアゴ・フットサル 6
- エルチェCF・Vアルベロア 6
- ペニスコラ・レハブメディック 6
- ハエン・パラシオ・インテリオール 5
- レバンテUD・DM 5
- CD・UMA・アンテケーラ 4
- フミージャ・Bカルチェロ 4
- 15節終了時点で上位8チームはスペインカップ出場。
- 30節終了時点で上位8チームはプレーオフ進出。
- 30節終了時点で15、16位のチームは2部降格。
第7節終了時 ゴールランキング
- コルボ(サンタ・コロマ)10得点
- ハビ・エチベリ(マグナ・グルペア)9得点
- ファン・カルロス(ペニスコラ)9得点
- キンテラ(サンティアゴ)9得点
- リカルジーニョ(インテル)9得点