インテルがバルセロナに大敗、今シーズン初黒星(スペインリーグ15-16・22節)
2016/08/27
2月26、27、28日にスペインリーグ22節が各地で行われた。
2位バルセロナがホームに首位インテルを迎えたゲームは、7-1という大差でバルセロナが勝利した。インテルはゴレイロのヘススのミスが目立ち、ボコボコにされた。5点を立て続けに奪われ、前半を終える。バルセロナはプレーの強度を少し緩めたが、後半も2点を追加。インテルはブラジル代表ラファエルが1点を返しただけだった。
バルセロナは国王杯も準決勝で敗退し、残されたタイトルはリーグとスペインカップしかなくなった。今後のシーズンを勝ち抜く上でも、この試合では是が非でも勝利が欲しかった。そして期待どおりに勝利しただけでなく、復帰したセルヒオ・ロサノが豪快なゴールを決めるなど、ポジティブなことが多かった、バルセロナにとっては自信を回復させる勝利となった。
一方、インテルは今シーズン初めての黒星を喫したが痛手ではない。2位のバルセロナとは試合前には勝ち点差が7あり、ポルトガル代表ピヴォ、カルディナルはバルセロナ戦は招集外でリカルジーニョも負傷のため、後半しか出場できないなどベストとは程遠かった。スコアは彼らにとってもショックだっただろうが、それほど深刻な敗戦ではない。むしろタイトルが懸かった試合が目白押しとなる時期を前に「プレーの強度が低ければ、大敗してしまう」という教訓を手にできたことはチームにとって今後プラスに作用するはずだ。
クラブ史上初めて国王杯決勝進出を果たしたパルマ・フットサルは、好調を維持しており、ハエンに5-1で勝利。4位の吉川智貴が所属するマグナ・グルペアはアウェーでサラゴサに4-1で勝利し、その位置をキープしている。
5位のエルポソはホームでレバンテに快勝。新加入の元ブラジル代表ジェが2試合目にして初ゴールを決めている。
22節の結果は以下のとおり。
- パルマ・フットサル 5-1 ハエン
- アンテケーラ 11-3 サンティアゴ
- エルチェ 1-1 フミージャ
- エルポソ 8-3 レバンテ
- バルセロナ 7-1 インテル
- リベラ・ナバーラ 4-3 ペニスコラ
- ブレラ 1-6 サンタ・コロマ
- サラゴサ 1-4 マグナ・グルペア
第22節終了時 順位表(チーム名/勝ち点)
- モビスター・インテルFS 61
- バルセロナ・ラッサ 57
- パルマ・フットサル 44
- マグナ・グルペア 43
- エルポソ・ムルシア 43
- アスピル・ビダル・リベラ・ナバーラ 38
- カトゥガスE・サンタ・コロマ 28
- ブレラ・ペスカドス・ルベン 27
- ペニスコラ・レハブメディック 25
- サンティアゴ・フットサル 24
- レバンテUD・DM 22
- Dリンク・サラゴサ 21
- ハエン・パラシオ・インテリオール 17
- エルチェCF・Vアルベロア 15
- フミージャ・Bカルチェロ 14
- CD・UMA・アンテケーラ 11
- 15節終了時点で上位8チームはスペインカップ出場。
- 30節終了時点で上位8チームはプレーオフ進出。
- 30節終了時点で15、16位のチームは2部降格。
第22節終了時 ゴールランキング
- アンドレシート(リベラ・ナバーラ)27得点
- アドルフォ(サンタ・コロマ)22得点
- キンテラ(サンティアゴ)22得点
- バテリア(バルセロナ)21得点