首位インテルがドロー、バルサ対エルポソもドロー(スペインリーグ15-16・24節)
2016/08/27

バルセロナのスペイン代表リンとエルポソのイタリア代表リマが競り合う。2位バルセロナと3位エルポソの直接対決は4対4のドローに終わった。
スペインリーグ24節が18、19日に各地で行われた。
2位バルセロナがホームに3位エルポソを迎えたゲームは、約7,000人の観衆が詰めかけた。両者は1週間前に行われたスペインカップ準決勝で対戦したばかりだ。4日間で集中的に試合が行われるカップ戦の後だけに、両チームは肉体的にも精神的にも消耗していると予想したが、試合が始まるとそんな陳腐な予測は間違いだったことに気づく。コートでは2位と3位が対峙する誰もが魅了される"ビッグマッチ"が行われた。
スペインカップ準決勝でエルポソに敗れたバルセロナが名誉挽回とばかりに、開始早々から攻め立て、1分もしないうちにウィルデが先制点を決めた。
しかし、エルポソは慌てない。
失点後も焦らず、じっくり攻撃を組み立てるとベベがミドルシュートで同点にし、ミゲリンがPKで逆転する。さらにラウール・カンポスが決めて、バルセロナを突き放した。バルセロナはバテリアが1点を返したが、ラウール・カンポスが見事なシュートを決めて、エルポソが2点をリードして折り返す。
後半はスコアボードが動かないまま大半の時間が過ぎたが、両者のプレーの強度は高いままだった。バルセロナはパワープレーを仕掛け、ブラジル人ピヴォ、フェラオが2点を決めて同点にして、試合を何とか終えた。
首位のインテルは、アウェーで引き分けた。アウェーチームにとってスペインで最も難しい会場のひとつ、リベラ・ナバーラと対戦した。先制点を決めたインテルだが、31分にヘスリート、35分にスペイン代表アンドレシートに逆転ゴールを許した。しかし、36分にパワープレーからブラジル代表ダニエルが決めて、難地で勝ち点1を拾った。
吉川智貴が所属するマグナ・グルペアはアウェーでフミージャと対戦し、1-1の引き分けに終わった。
24節の結果は以下のとおり。
- パルマ・フットサル 3-2 サンティアゴ
- サラゴサ 7-6 サンタ・コロマ
- リベラ・ナバーラ 2-2 インテル
- エルチェ 3-3 ハエン
- バルセロナ 4-4 エルポソ
- フミージャ 1-1 マグナ・グルペア
- アンテケーラ 6-1 レバンテ
- ブレラ 3-2 ペニスコラ
第24節終了時 順位表(チーム名/勝ち点)
- モビスター・インテルFS 65
- バルセロナ・ラッサ 61
- エルポソ・ムルシア 47
- パルマ・フットサル 47
- マグナ・グルペア 44
- アスピル・ビダル・リベラ・ナバーラ 42
- カトゥガスE・サンタ・コロマ 31
- ブレラ・ペスカドス・ルベン 31
- ペニスコラ・レハブメディック 28
- Dリンク・サラゴサ 27
- サンティアゴ・フットサル 24
- レバンテUD・DM 22
- ハエン・パラシオ・インテリオール 19
- エルチェCF・Vアルベロア 16
- フミージャ・Bカルチェロ 15
- CD・UMA・アンテケーラ 14
- 15節終了時点で上位8チームはスペインカップ出場。
- 30節終了時点で上位8チームはプレーオフ進出。
- 30節終了時点で15、16位のチームは2部降格。
第24節終了時 ゴールランキング
- アンドレシート(リベラ・ナバーラ)28得点
- バテリア(バルセロナ)23得点
- ダニ・サルガド(サンタ・コロマ)23得点
- キンテラ(サンティアゴ)23得点