3強が苦戦しながらも白星スタート（スペインリーグ15-16・1節）
2016/08/28
サンタ・コロマのダニ・サルガドが2ゴールを決めた。4シーズン連続の得点王に向けて、上々のスタートを切った。サンタ・コロマは今シーズン上位を狙える陣容が揃った。
スペインリーグ1節が、9月11、12日に各地で行われた。
リーガ3連覇を目指すインテルは、アウェーでハエンと対戦。スーパーカップを1週間前に争った2チームの試合は、またもインテルの勝利に終わった。新加入のブラジル人ピヴォ、ウンベルトがゴールを決めるなどインテルが3点を先行。ハエンは終盤に2得点を決めたが、あと1歩及ばなかった。
エルポソはアウェーでフミージャと対戦し、5-4で勝利した。スペイン代表ミゲリンのゴールなど2点のリードを奪ったエルポソだが、38分にフミージャに追いつかれる。しかし残り数秒でスペイン代表アレックスが決勝点を奪い、乱戦を制した。
バルセロナはアウェーでサラゴサと対戦。6-5という得点の奪い合いを制した。バルセロナはスペイン代表アイカルド、セルヒオ・ロサノが2ゴールずつ決めた。サラゴサは5点を奪ったにもかかわらず敗れた。
優勝候補の3強はそれぞれ苦戦しながらも、勝利を手にした。しかし、失点が多いエルポソ、バルセロナはディフェンスでの課題を突きつけられた開幕節となった。
吉川智貴が所属するマグナ・グルペアはパルマ・フットサルに3-4で敗れた。
今シーズンは中位を目指すチームの争いの激化が予想される。マグナ・グルペア、パルマ・フットサル、ハエン、ペニスコラ、リベラ・ナバーラ、ブレラ、サンティアゴ、サンタ・コロマのチーム力は拮抗している。スペインカップ出場権、プレーオフ出場枠を目指し、節を重ねるごとに勝ち点にシビアな戦いが展開されるだろう。この中で頭ひとつ抜けるのはどこか。今シーズンの大きな焦点となりそうだ。
1節の結果は以下のとおり。
- マグナ・グルペア 3-4 パルマ・フットサル
- サラゴサ 5-6 バルセロナ
- エルチェ 4-0 アンテケーラ
- フミージャ 4-5 エルポソ
- ハエン 2-3 インテル
- ペニスコラ 4-4 サンティアゴ
- ブレラ 2-2 リベラ・ナバーラ
- サンタ・コロマ 7-2 レバンテ
第1節終了時 順位表（チーム名/勝ち点）
- カトゥガスE・サンタ・コロマ 3
- エルチェCF・Vアルベロア 3
- バルセロナ・ラッサ 3
- エルポソ・ムルシア 3
- パルマ・フットサル 3
- モビスター・インテルFS 3
- ペニスコラ・レハブメディック 1
- サンティアゴ・フットサル 1
- アスピル・ビダル・リベラ・ナバーラ 1
- ブレラ・ペスカドス・ルベン 1
- Dリンク・サラゴサ 0
- フミージャ・Bカルチェロ 0
- マグナ・グルペア 0
- ハエン・パラシオ・インテリオール 0
- CD・UMA・アンテケーラ 0
- レバンテUD・DM 0
- 15節終了時点で上位8チームはスペインカップ出場。
- 30節終了時点で上位8チームはプレーオフ進出。
- 30節終了時点で15、16位のチームは2部降格。
第1節終了時 ゴールランキング
- アイカルド（バルセロナ） 2得点
- アレックス・ディス（サンティアゴ） 2得点
- ダニ・サルガド（サンタ・コロマ） 2得点
- ヘスス・ガルシア（エルチェ） 2得点
- フアン・カルロス（ペニスコラ） 2得点
- フアンディ（フミージャ） 2得点
- ミゲリン（エルポソ） 2得点
- ナノ・モドレゴ（サラゴサ） 2得点
- レタマール（サラゴサ） 2得点
- セルヒオ・ロサノ（バルセロナ） 2得点