ポルトガル、コロンビアに課せられた勝利、リカルジーニョは本領発揮なるか(フットサルワールドカップ・コロンビア2016・プレビュー大会4日目)
13日に行われる大会4日目の日程は以下のとおり。
- グループA 18:00 パナマ対ポルトガル
- グループA 20:00 コロンビア対ウズベキスタン
- グループB 18:00 エジプト対ロシア
- グループB 20:00 タイ対キューバ
ベストホームではないリカルジーニョ
グループA、グループBは2戦目を迎える。
グループAで勝点3を手にしているのが、パナマで、コロンビア、ポルトガルが勝点1、そしてウズベキスタンは0ポイントだ。開催国コロンビアは2戦目でウズベキスタンと対戦する。初戦を落としているウズベキスタンは、上位2チームが進出する決勝トーナメントに進むためにも勝利、もしくは優秀な戦績を残した3位のチームとして抜けるためにもせめて引き分けなければならない。パナマ戦では軽率なミスから失点を重ねた。大観衆のアウェーの中で行われるであろうコロンビア戦では、完璧なゲームが求められる。ウズベキスタンにとっては難しいミッションだ。一方コロンビアにとっても、絶対に勝たなければいけないゲームだ。前大会4位の開催国がグループリーグで敗退することは許されない。
ポルトガルは初戦に勝利したパナマと対戦する。2位以内に入るためにもコロンビア同様、ポルトガルにも勝利が求められる。ポルトガルで気がかりなのは、エースのリカルジーニョのコンディションだ。大会前の最後の親善試合スペイン戦では彼のらしくないミスが失点につながり敗れた。コロンビア戦でも2度も最終ラインで奪われ、ピンチを招いた。コロンビア戦では広い視野からの正確なパス、無回転シュートは相変わらず脅威となっていたが、1対1の仕掛けではよくディフェンスに引っかかっていた。リカルジーニョが、いつベストフォームとなるのか。もしくは意図的にピークを決勝トーナメントに持ってこようとしているのか。ポルトガルのキャプテンは、まだプレシーズン期間の親善試合中のコンディションだ。
グループBで注目はミゲル・ロドリゴ監督が率いるタイだ。2戦目の対戦相手キューバは初戦でエジプトに1-7で負けた。初戦でロシアを苦しめたタイだが、勝たなければいけない試合できっちり勝点3を奪えるか。優勝候補ロシアは、キューバに勝ち、早々とグループリーグ突破を決めるだろう。