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スペイン

リカルジーニョがハットトリック、インテルがリーグ連覇!!(スペインリーグ・プレーオフ決勝4節)

2016/08/28

表彰式で喜ぶインテル・モビスターの選手と関係者

リーガ連覇を達成したインテル。リカルジーニョを中心にしたチームは、来シーズンも欧州ナンバー1クラブを目指し、UEFAフットサルカップに挑む。

ゴールを決めサポーターの声援に応えるリカルジーニョ

リカルジーニョは4節でハットトリックを達成した。プレーオフ決勝4試合で9得点と数字が示すようにチームをけん引した。

ドリブルで攻め上がるラファエル

インテルのブラジル代表ラファエルがゴール前に迫る。アグレッシブで挑発的なラファエルは約8,000人の観衆にとって常に憎き存在だった。

スペインリーグ・プレーオフ決勝4節が15日にムルシアで行われた。

前半はお互いが必要以上にナーバスになっていた。一方はいつも以上の力を手にし、他方はポジティブなものに転換できなかった。8,000人の観衆の圧力に呑まれたインテルは、スタンドの後押しを活力にしたエルポソに2点を先行される。

インテルはポルトガル代表カルディナルが1点を返すが、エルポソはすぐさまスペイン代表アレックス、ベベが決めて、4-1とする。

しかし、エルポソが4点目を奪った直後にインテルのリカルジーニョがすぐさま単独でドリブル突破を成功させ、1点を返す。この1点は試合の流れを大きく変えた。

前半終了間際の電光石火のゴール。インテルにとって大きな希望となり、後半への活力となった。エルポソにとっては3点差が2点差にすぐさま戻され、後半への足取りを重くさせた。両チームの心理を逆転させるゴールだった。

インテルは後半、開始して30秒でスペイン代表ポラが決めて、すぐさま1点差に迫ると、38分にパワープレーからリカルジーニョが決めて、同点にする。形勢は完全に逆転し、試合の流れは変わった。パワープレーをやめたインテルはその後も攻撃を仕掛け、リカルジーニョが39分に決勝点を奪う。インテルが5-4の逆転勝利を達成した。

インテルはプレーオフ決勝3勝目を手にし、リーグ連覇を達成した。今シーズンはリーグだけでなく、国王杯も獲得した。同時に来シーズンもスペインリーグ王者として、UEFAフットサルカップの出場権を手にした。

スペインリーグ・プレーオフ決勝4節

  • エルポソ・ムルシア 4
  • インテル・モビスター 5

[得点経過]

  1. 1-0 マテウス(エルポソ)3分
  2. 2-0 リマ(エルポソ)8分
  3. 2-1 カルディナル(インテル)13分
  4. 3-1 アレックス(エルポソ)14分
  5. 4-1 ベベ(エルポソ)19分
  6. 4-2 リカルジーニョ(インテル)19分
  7. 4-3 ポラ(インテル)21分
  8. 4-4 リカルジーニョ(インテル)38分
  9. 4-5 リカルジーニョ(インテル)39分

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