下部組織における規律
2016/08/28
下部組織にとって、育成年代にとって、試合に出るために最も重要なことは毎回のトレーニングに欠かさず参加することだ。
そして勉強、学習も忘れてはいけない。
足元のスキルがある。
身体が大きい。
シンキングスピードが誰よりも速い。
コート上で誰よりも優れていても、出場機会が、出場時間が必ず確保されるわけではない。
トレーニングに参加しなければ、試合に出場できない。
テストで赤点をとれば、トレーニングに参加できない可能性もある。
スポーツから人生の多くのことを学べるのも事実だが、年代によっては、状況によっては、スポーツよりも優先されるべき大事なものは当然ある。
スペインのフットサルクラブのひとつ、CDFSセゴルベではどんな大事な試合であろうと、相手が強豪であろうと、選手にチームで1番の実力があってもトレーニングに参加していなければ、その選手の出場時間は必然的に短くなる。
出場機会が多いのは、まず試合の週のトレーニングにきっちり参加した選手。
トレーニングに遅刻しなかった選手。
トレーニングに参加し、毎セッション、全力でこなす。
その後にトレーニングのパフォーマンス、選手の実力という話になる。
それがCDFSセゴルベだけでなく、そしてフットサル、サッカーに関係なくスペインスポーツの下部組織の規律だろう。