アルマトイがバルセロナの連覇を阻止!! 2度目の欧州王座を勝ち取る(UEFAフットサルカップ決勝・3位決定戦)
2016/08/28
4月26日にUEFAフットサルカップ決勝がポルトガル・リスボンのアトランティコ・パビリオンで行われた。
決勝は2013年の覇者カイラト・アルマトイと2012、2014年の王者バルセロナが対戦。連覇を狙うバルセロナだったが、前半に2点を先行される苦しい展開となった。2シーズン前の準決勝でも足元が巧いゴレイロのイギータを使ったパワープレーから失点していたが、この日もバルセロナはその罠にはまった。(メルマガvol.184「欧州クラブ王者のパワープレー」を参照)
後半はイタリア代表サージが決めて、バルセロナが1点を返す。しかし、そのゴールからわずか1分後にこの日3月中旬のスペイン代表のゲームで負傷して以来、初めての公式戦出場となったセルヒオ・ロサノがレッドカードによる1発退場。1人少なくなったバルセロナに対して、カイラト・アルマトイはサイドを崩し、最後は昨シーズンまでバルセロナに所属していた元ブラジル代表イゴールが決めて、再びリードを2点に広げる。
バルセロナは失点後、すぐさまリンが1点を返したが、追い上げもそこまで。同点にすることはできなかった。残り3分からパワープレーを始めたが、決定機をつくれど、ゴールは生まれず。カイラト・アルマトイを率いるカカウ監督がすばらしいゲームプランでバルセロナに勝利した。
カイラト・アルマトイは2013年以来となる2度目の欧州王者に輝いた。
決勝、3位決定戦の結果は以下のとおり。
- 決勝
- カイラト・アルマトイ(カザフスタン) 3-2 バルセロナ(スペイン)
- 3位決定戦
- ディナ・モスクワ(ロシア)3-8 スポルティング・リスボン(ポルトガル)
また過去の大会覇者は以下のとおり。
- 2014-2015 カイラト・アルマトイ(カザフスタン)
- 2013-2014 バルセロナ(スペイン)
- 2012-2013 カイラト・アルマトイ(カザフスタン)
- 2011-2012 バルセロナ(スペイン)
- 2010-2011 モンテシルバーノ(イタリア)
- 2009-2010 ベンフィカ(ポルトガル)
- 2008-2009 インテル(スペイン)
- 2007-2008 ヴィズ・シナラ・エカテリンブルグ(ロシア)
- 2006-2007 ディナモ・モスクワ(ロシア)
- 2005-2006 インテル(スペイン)
- 2004-2005 シャルルロワ21(ベルギー)
- 2003-2004 インテル(スペイン)
- 2002-2003 カステジョン(スペイン)
- 2001-2002 カステジョン(スペイン)