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フットサル日本代表

「同じメンタリティーで試合に2日連続で挑めないというのは問題」ミゲル・ロドリゴ日本代表監督(トレーニングマッチ・カルニセール戦後のコメント)

2016/08/28

4月17日に行われたスペイン遠征トレーニングマッチ第2戦「カルニセール・トレホン」との試合後のミゲル・ロドリゴ監督のコメントです。

──試合の感想を教えてください。

前半はプレスがありませんでした。私たちはずっと自陣でディフェンスをしていました。タラベラ戦は逆でしたよね。1本目のパスから積極的にプレスをしていました。相手に寄せていました。今日の試合はずっと受け身でした。攻撃でもちゃんとポジションをとらず、直線的な攻撃でした。このような攻撃ではシュートが打てません。後半は昨日のタラベラ戦のようなパフォーマンスができました

──特に後半の残り10分はいいパフォーマンスだったと思います。

後半は少しずつパスも回ってきて、プレスをかけられるようになってきました。実際に後半はカルニセールはほとんどシュートを打っていません。前半とは全く違う展開でした。私は後半に1-0で勝ったという感触を持ち帰りたいと思います。前日のタラベラ戦でのいい感触が、この日の前半には何もありませんでした。少し選手たちが疲れているのかと考えましたが、それは言い訳にはなりません。なぜなら疲れているのならば、後半になったら選手たちの運動量が落ちるはずだからです。運動量は落ちていませんでした。私たちのチームはまだ2日続けて、高いレベルのスペインのクラブ相手に同じ強度、テンションで試合をすることができません。それは2010年にアルネドで行われた国際大会でも同じでしたね。初日にスペインといいゲームをしましたが、翌日のイタリア戦では全くいいパフォーマンスができていなかった。イタリア戦の翌日のルーマニア戦はまたいいプレーをしてました。これは問題です。同じメンタリティーで試合に2日連続で挑めないというのは

──僕はこのテーマは日本人のキャラクターというよりもプロフェッショナルとアマチュアの違いだと思うのですが。

違うと思います。スペイン人選手は毎週末、金曜日か、土曜日にリーグ戦をこなし、日本人選手よりも10倍集中し、高いリズムでプレーをしています。日本では対戦相手によって差があり、毎週いつも同じメンタリティーや集中力で試合に挑んでいません。そうですね、このことはプロフェッショナリズムと言えるのかもしれません。今日のチームは反撃へのアクションが最もよかったです。しかし、スペインのチーム相手に3点を先攻されては逆転するのは難しい。パワープレーはまだ十分なトレーニングをしていないので使いませんでした。チームはまずプレスから取り組んでいるからです。だけど前半は受け身になりすぎました。気持ちの問題だと思います。前半は期待していたパフォーマンスではありませんでした。また同じミスを繰り返しています。2試合続けて同じテンションで試合ができないという。だけど、後半のパフォーマンスには満足しています。昨日と同様のいいプレーでした。大事なのはそれを40分続けることです。昨日は40分できました。でも今日は20分だけでした

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