「引き分けに値するパフォーマンスだった」ミゲル・ロドリゴ日本代表監督（トレーニングマッチ・タラベラ戦後のコメント）
2016/08/28
４月16日のスペインリーグ1部タラベラとのトレーニングマッチ後のミゲル・ロドリゴ監督のコメント。
──試合の感想を教えてください。
「私はチームのパフォーマンスにとても満足しています。前半は日本がリードしながらも引き分けに終わりましたけど、それに値するパフォーマンスをしていたと思います。事実、私たちはフィジカルトレーニングに力を入れている時期で、タラベラはシーズン中です。ですから、後半はパフォーマンスが下がってしまいましたけど、川原が何度も相手の決定機を防いでくれました。そしてその後に相手がパワープレーを仕掛けてくるまでは、私たちは決定機を手にすることができました。彼ら（スペインのチーム）のパワープレーに私たちは慣れていません。日本でのパワープレーは判断やスピードが遅いですから。私たちはプレスにいきましたけど、最終的には失点をしてしまいました。ですが、この結果は妥当だったと思います。互いにチャンスがありました。昨年はタラベラに3-2で敗れ、今年は引き分けに終わりました。この結果は向上しているってことですよね？残り９秒まで私たちはリードをしていたし、最後までしっかり勝敗を争っていました。繰り返します。前半はよくて、後半は12分くらいまでは悪かったですが、その後にいいプレーをして決定機をまた手にすることができましたし、最後まで勝敗を争うことができました」
──前半最後の失点が僕は１番悲しかったです。
「前半最後のシーンはスペイン人選手では起こらないことです。つまらないファウルでしたし、最後には失点をしてしまいました。さらにフリーキックのディフェンスも悪かったです。フリーキックはビデオで確認したんですけどね。相手選手の利き足やポジションなど。タラベラは１対１が強いチームです。（タラベラの）ダニエルらのドリブルに対処するのは１対１の個人対決には慣れていないので難しかったです。でもタラベラはスペインカップ準決勝に進出したチームですし、いつも負けているチームに最後まで争うことができたので、私はすごく満足しています」