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スペイン

レギュラーシーズン全日程終了、インテルが1位、バルサは2位(スペインリーグ2014-2015)

2016/08/28

ディフェンスとボールを競り合うリカルジーニョ

レギュラーシーズンの全日程が終了し、ポルトガル代表リカルジーニョが所属するインテルが1位、バルセロナは2位となった。

スペインリーグ30節が4月24、25日に行われ、レギュラーシーズンの全日程を終了した。

30節の結果は以下のとおり。

  • バルセロナ 2-3 インテル・モビスター
  • ブレラ 4-3 フミージャ
  • サラゴサ 3-2 テネリフェ
  • エルポソ 11-2 ルーゴ
  • レバンテ 5-4 サンタ・コロマ
  • マグナ・ナバーラ 6-3 ハエン
  • パルマ・フットサル 5-0 サンティアゴ
  • ペニスコラ 4-1 リベラ・ナバーラ

バルセロナがUEFAフットサルカップファイナルラウンドに参加するため、インテルとのゲームは4月7日に前倒しして行われていた。

順位表(順位/チーム名/勝点/得点/失点)

  1. インテル・モビスター 79ポイント152得点60失点
  2. バルセロナ      74ポイント149得点67失点
  3. エルポソ・ムルシア  73ポイント152得点71失点
  4. ハエン        54ポイント113得点79失点
  5. パルマ・フットサル  53ポイント122得点105失点
  6. マグナ・ナバーラ   52ポイント115得点98失点
  7. リベラ・ナバーラ   51ポイント101得点91失点
  8. ペニスコラ      47ポイント116得点93失点
  9. ブレラ        37ポイント97得点100失点
  10. サラゴサ       36ポイント105得点119失点
  11. サンティアゴ     32ポイント80得点103失点
  12. サンタ・コロマ    32ポイント140得点134失点
  13. フミージャ      28ポイント119得点135失点
  14. レバンテ       26ポイント75得点124失点
  15. テネリフェ      9ポイント72得点205失点
  16. プロネ・ルーゴ    5ポイント59得点183失点
  • 15節終了時点で上位8チームはスペインカップ出場。
  • 30節終了時点で上位8チームはプレーオフ進出。
  • 30節終了時点で15、16位のチームは2部降格。

ゴールランキング

  1. ダニ・サルガド(サンタ・コロマ)48得点
  2. アンドレシート(リベラ・ナバーラ)30得点
  3. ラウール・カンポス(エルポソ)29得点
  4. ファンキ(ペニスコラ)27得点
  5. カルディナル(インテル)26得点
  6. セルヒオ・ロサノ(バルセロナ)26得点

レギュラーシーズン総括

レギュラーシーズンを制したのは、昨シーズンのリーグ王者インテルだった。2位のバルセロナに5ポイント差をつけて、1位でリーグを終えた。

インテルは30試合で1敗しかしていない。一方のバルセロナは引き分けこそ、4つのインテルと比べると少ない2引き分けだったが、黒星が4つもあった。3位に入ったのはエルポソで、バルセロナとは1ポイント差だった。

スペインリーグは上位3チームが図抜けている。3チームは勝ち点を70以上に伸ばし、4位のハエンは54だ。このポイント差から、いかに上位3チームと他のチームとの間にチーム力の差(経済的な面も含めて)があるかが読み取れる。

しかし、この差はトーナメントや一発勝負だとわからない。そのことを4位に入ったハエンがスペインカップで示していた。ハエンは今シーズンのスペインカップ決勝でバルセロナを下し、史上初めてタイトルを勝ち取った。今シーズンは若く才能があるエミリオ・ブエンディアやエロイ・ロハスとった選手とベテランが集まった好チームとなった。ハエンは今シーズンのスペインフットサルを語る上で欠かせないチームだ。

上位8チームが参加するプレーオフ、パルマ・フットサル、マグナ・ナバーラ、リベラ・ナバーラ、そしてペニスコラがその参加資格を得た。一方で、ブレラ、サンティアゴ、そしてサンタ・コロマはチームを立て直すことができず、早くも今シーズンは終了となってしまった。

降格する2チームはテネリフェとルーゴ。若手だけのルーゴはシーズンで5ポイントしか勝ち取れず、財政難のテネリフェも9ポイントだけ。この2チームの降格が決定した。

レギュラーシーズンの得点王は3シーズン連続でサンタ・コロマのダニ・サルガド。30試合で48得点と脅威の得点力を今シーズンも示した。

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